トリガーメカを交換するだけで、2種類のステップアップアクションが楽しめるセミオート連発銃、P405コルベットです。
ボディと交換式のトリガー。
ひとつのボディで2種類の異なるメカパーツが使えるのは、P404メッカーニ と同じコンセプトですが、ネジどめを廃し、本体の分解なしにパーツが交換できる『スルッとイン・デザイン』に改良しました。
可動パーツはトリガーのみ。可動パーツ1点主義の連発銃になります。
左がもぐり込んで引っかけ上げるタイプ(P608モーグル式)のトリガー。
右がトリガーの戻し動作で押し上げるタイプ(P403カイマン式)のトリガーです。
それぞれのトリガーをセットしたところ。
どちらもフレームに設けたT字型の切り欠きに沿ってトリガーの回転軸を通していくだけで、簡単にインストールできますが、セット後はひねくり回さないと抜けない仕組みになっています。
トリガースプリング(輪ゴム)も、グリップ背部に引きまわす外部露出タイプなので、交換が容易です。
輪ゴムを装填したところ。
共通ボディのためどちらも5連発です。
こちらのタイプ(P608モーグル式)は、トリガーを引くと、返しの付いた矢じり型のフックが下降。輪ゴムの下に潜り込んだあと、トリガーの戻しで引っかけ上げながらステップアップさせる仕組みです。
一方こちら(P403カイマン式)は、トリガーを引くとホールドフックがフレーム内に沈降。トリガーの戻し動作時、その頭で輪ゴムをせり上げてステップアップさせます。
バレル下の矢状のパーツは、外したトリガーを一時的にはさんでおくためのものです。
装填部まわりは、なぜか艦艇の上部構造物っぽい形になりました。コルベットの名称はここから。
メインフレームはラミンの半丸材。バレル、トリガーはMDFです。グリップはマホガニーを使用しました。
「百聞は一見にしかず」ということで射撃動画をご覧ください。
<制作年> 2022年6月
<モデル名> P405 CORVETTE コルベット
<カテゴリー> ハンドガン
<全長> 340ミリ
<銃身長> 210ミリ
<装弾数> 5発
<使用弾> #16輪ゴム
<作動> セミオート
<素材> ラミン、MDF、マホガニー
<仕上げ> クリアウレタン仕上げ
2023.08.16 UP