洗たくバサミ式ゴム銃で2連射する裏ワザ 昔ながらの簡易型ゴム鉄砲を無改造で
洗たくバサミ式ゴム銃は「単発がデフォルト」と思われていますが、構造を変えずに2連射する方法を発見しました。目からウロコなアイデアをどうぞ!
動画もあります
洗たくバサミ式ゴム銃とは?
2連射の前に知っておくこと
洗たくバサミ方式のゴム銃について
洗たくバサミ方式のゴム銃とは上のGIFアニメのようなものをいいます。「ああ、これかぁ!」と思う人も多いかもしれません。
洗たくバサミ式・クリップ式・シーソー式・圧力解放式・つまんで離す式 などいろいろ呼びようがありますが・・・おそらく、19世紀に輪ゴムが登場したのと同時に、自然発生したであろう始祖的なゴム銃(ゴム鉄砲と呼ぶほうが似合うかも)のひとつです。
ちなみに 某ペディアのゴム銃 に関する記述によると、この方式は「構造上、単発式にならざるをえないとされている」とのことです。
連発化を模索
そんな某ペディアの記述はいったん横に置いといて、本記事では、この始祖的な洗たくバサミ式ゴム銃(ゴム鉄砲)を、改造なしで2連射できる方法を解説します。内容的には、すでにオッグクラフトのYouTubeチャンネルで2020年にアップ済のものですが、あらためて本サイトのコンテンツとしてまとめてみました。
きっかけ
ある日、この枯れ切った構造のゴム銃を眺めていたところ、ポンっとひらめいたのが、これから紹介するアイデアでした。まあ、完全なセミオートではなく、簡易的な連発式ではありますが、一応、2発の輪ゴムを撃ち分けることができます。
工作上のコツと使い方の理屈みたいなものもあるので、それもつらつら書いていこうと思います。
動画で説明
実際に2連射しているシーンをYouTubeで観ることができます。
洗たくバサミ式ゴム銃の作り方
材料とサイズ
この記事で使った洗たくバサミ式ゴム銃の材料とサイズです。まさにザ・原点といった古典的なゴム鉄砲の風情です。作り方もへったくれもない見た目どおりの構造ですが、角の出た10ミリぐらいの角材を使うのがミソで、誰でもこれを真似すれば作ることができます。
輪ゴムの装填
1発目の掛け方
1発目(赤い輪ゴム)です。
バレルの先に輪ゴムを引っ掛けたら、ぐっと後ろに伸ばしてから、発射レバーとテコまくらの間に、横からグイっと食い込ませて固定します。この「横から」というのがポイントですね。
2発目の掛け方
2発目(グリーンの輪ゴム)です。
こちらは、普通に発射レバーを開いて伸ばした輪ゴムをはさみこむだけです。なお、発射レバーはあまり大きく開いてはいけません。
フル装填完了
2発の輪ゴムが装填されたところです。
輪ゴムの発射
初弾を発射
発射レバーを開くと初弾(グリーン)が発射されます。次弾はレバーとテコまくらに、はさまれたままなので動きません。
次弾を発射
さらに発射レバーを大きく開くと、テコまくらに挟まれていた次弾(赤)が2発目として発射されます。
このやり方、初弾発射時に思い切り発射レバーを開くと2連バーストしてしまうため、完全なセミオート連発式とはいえないですが、初弾と次弾では発射レバーを開くストロークにけっこう差があるので、1発ずつの撃ち分けは簡単にできます。
メカニズム解説
連発の仕組み
使用したモデルの材料は10ミリ角の角材ですが、実はこれが具合がよいのです。このサイズと材料の形状のおかげで、テコまくらの支点が、角材の前縁と後縁に2つ存在するのがミソなのです。
上のイラストは2発が装填された状態。下のイラストは初弾を発射した瞬間です。
下のイラスト、ちょうど前縁の支点のあたりにはさまっている次弾(赤)は、前縁の支点と発射レバーが接触している限り、飛んでいくことはありません。発射レバーをぐぐーっとさらに開くと、支点が後縁に移動。そこでようやく解放されるという理屈なのです。
まとめ
最後に一言
以上、洗たくバサミ式ゴム銃で2連射する意外な方法でした。ハードの積み上げではなくソフト(使いこなし)で機能アップする手法は、工夫だけで単発式の割りばしゴム銃を連発化する
普通の割りばしゴム銃で連発する方法 や
新案!割りばしゴム銃でセミオート
に通じるものがあるかと思います。複雑な連発機構を考えるのも面白いですが、これはこれで発想の転換やシンプル・イズ・ベストを極めていく醍醐味があって楽しいですね。
関連記事:他の連発可能な洗たくバサミ式ゴム銃
2023.09.30 UP