手動式マシンガン、P104コンバット 簡易バージョンの作り方を紹介します。
材料の板から本体パーツを切り抜くだけで体をなすお手軽なモデルで、糸ノコ盤が使える人なら難度はそれほど高くないかなと思います。器用で根気のある人なら手ノコでもできるかも・・・
PDFファイル・・・ こちら からダウンロードしてください。
このモデルを作ってみたいという方は、以下のお約束をよ〜く読んで、同意のうえご利用ください。
1. 図面をA4用紙に印刷します。
(実寸で印刷するために、Adobe Readerの印刷設定・・・ "実際のサイズ" を選ぶこと)
2. 図面から本体部分をはさみで適当な大きさに切り取って、はがせるタイプのスプレー糊や両面テープで材料に貼り付けます。
本体パーツはA4用紙におさまるよう、分割して図面化しています。案内線A、Bを目安に重ね合わせてください。
3. 糸ノコ盤でラインに沿って切り抜きます。紙をはがして、バリやささくれをペーパーで仕上げます。
4. お好みの板材(4 〜 6ミリ厚)でグリップパネルを作って貼り付けると、一気にそれらしくなります。(オプションとして図面にグリップパネルもあり)
5. リリースバーです。割りばしを12〜13センチにカット。先端を接着後、斜めに削って完成です。
板を切り抜くだけで完成するゴム銃です。可動パーツがないので、面倒なパーツのすり合わせは不要です。
1. 輪ゴムを2段に装填するのがこのモデルの特徴です。まずは1段目。
ホールドスリットとバレル先端のノッチの間に輪ゴムを伸ばしながら掛けます。
掛ける順番は最後部のスリットから。
1発ずつ、全部で10発装填します。
順番を間違えると、輪ゴムが先端で詰まったり、射手に向かって逆発射される場合があるので要注意。
2. 次に2段目の装填ですが、
装填済みの1段目の輪ゴムの上からリリースバーを保持ポイント(バレル後部の凹んだ部分)に差し込みます。
3. その上からあらためて10発の輪ゴムを1. と同じ要領で装填。
これで装弾数は計20発になります。
1. リリースバーを輪ゴムごと本体上面へ持ち上げ、うしろへ引くと輪ゴムが外れて次々と飛んでいきます。
2. 上段の10発を発射したら、残った下段の輪ゴムの下にリリースバーを差し込み、1. と同様に操作して発射を続けます。
原始的な仕組みの疑似フルオートですが、けっこうマシンガンライクな射撃ができます。お楽しみください。
以上、手動式マシンガン P104コンバットの作り方でした。
参考:正式作品バージョン(ガンロッカー掲載)は こちら から。
2017.10.07 UP