ゴム銃のオッグクラフト

OGG CRAFT'S GUN LOCKER

P502 イトヲカシ 66連発 サブマシンガン型ゴム銃(作品No.25)

1本のバレルとタコ糸だけで多装弾を実現したゴムマシンガン

66連発サブマシンガン型ゴム銃 P502 イトヲカシの全体写真

タコ糸1本で輪ゴムをあやつる異形ゴム銃

動画もあります(ページの後半)


作品解説

概要

P502 イトヲカシの全体構造

簡易型の擬似フルオート銃、
P502 ITO-OKACY(イトヲカシ)です。
2003年に制作したP501レイヤーと同じストリング・リリース方式を採用したモデルですが、発射パーツである糸の使い方にちょいとひねりを加えてみました。

外観デザイン

異形デザインの外観

ゴム銃です ・ ・ ・ と言われてもピンとこない正体不明なカタチをしています。
できそこないのカタツムリのように見えますが、顔だけ見るとカタツムリというよりハゼやデメキン風です。
また見方を変えるとブラシとかパスタフォークなどのトゲの生えた道具のようでもあります。

バレル構成

単バレル構造と比較

P501レイヤー との一番の違いはバレルの本数です。
バレル数15本のP501に比べ、このモデルは1本のみ。
数の上では圧倒的にハンディがあるのですが ・・・

装弾数

66発装填状態

P501(60発)を上まわる66発の装弾数を実現しました。コンパクトな外観からは想像できない大容量ぶりです。

ホールドフック

つまようじ製ホールドフック

くしの歯のようにずらりと並んだホールドフックはつまようじをカットしたものです。全部で33本あります。

ストリング機構

タコ糸によるリリース機構

ホールドフックにかけた輪ゴムをタコ糸で外すという、ざっとした仕組みのゴム銃ですが、このモデルのキモはその糸の使い方にあります。

まずタコ糸をホールドフックにぐるりとループ状に巻きつけ、その上から輪ゴムを装填します。

多重装填

二重巻き装填構造

さらに、もう1回タコ糸を巻きつけ、2発目の輪ゴムを装填します。

発射動作

タコ糸による発射動作

発射の様子です。
タコ糸をホールドフックから抜くように引張ると輪ゴムもついでにリリースされます。

構造詳細

タコ糸巻き付け構造

タコ糸をホールドフックに2回ずつ巻きつけたところです。
わかりやすいように写真では輪ゴムを省いています。

フル装填

66発フル装填状態

66発の輪ゴムをフルに装填したところです。大量の輪ゴムに埋もれてしまい、タコ糸はほとんど見えません。

連続発射

連続発射状態

装填が終わったら、銃をひっくり返して右手でグリップを握りタコ糸を引っ張ると、輪ゴムがパラララララ~と連続発射されます。

タコ糸

長いタコ糸リリーサ

リリーサのタコ糸はけっこう長く、約100センチあります。
やろうと思えば66発をノンストップで撃ち出すことも可能ですが、100センチの糸を一気に引き切るのは少々難儀です。

サイト

ピープサイト構造

銃の上面が空いているのでサイトを取り付けてみました。リアはピープタイプです。

射撃特性

射撃時の挙動

フロントサイトのアップです。

ゴム銃というのは普通、反動がありませんが、このモデルは射撃中けっこう暴れてくれます。
タコ糸を引く際に銃を下げようとする力が働きますが、それに対抗して右手は無意識に銃を持ち上げようとします。その結果、まるで装薬銃のようにリアルにマズル部が跳ね上がります。
おかげでサイト内にターゲットをとらえ続けるのは至難の技です。

構造評価

構造評価と耐久性

つまようじとタコ糸だけで66連発。
アバウトなストリング・リリース方式ですが装弾数稼ぎにはけっこうおいしい方式です。

とはいっても、これだけの輪ゴムを装填するとなると、バレルにかかる張力は半端なものではありません。
実際、この銃でタコ糸3重巻きの99発装填に挑んだところ、輪ゴムの張力でバレルが真っぷたつに裂けてしまいました。
なにごとも行き過ぎは禁物です。

射撃動画

「百聞は一見にしかず」ということで、射撃シーンを動画でご覧ください。輪ゴムが高密度に実装されているため、発射速度はかなり高めです。


諸元

制作年
2006年11月
モデル名
P502 ITO-OKACY イトヲカシ
カテゴリー
サブマシンガン
全長
370ミリ
銃身長
200~365ミリ
装弾数
66発
使用弾
#16輪ゴム
作動
手動による擬似フルオート
素材
ラミン、アガチス、チーク、つまようじ、タコ糸
仕上げ
チークオイル仕上げ

2006.12.01 UP

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