動画もあります
洗たくバサミ式ゴム銃で2連射する目からウロコ!な手法を紹介します。
もっとも、すでにyoutube動画のほうでは2020年にアップ済の内容で、あらためて当サイトのコンテンツとしてまとめたものになります。
さて、洗たくバサミ式ゴム銃
クリップ式、シーソー式、つまんで離す式、圧力解放式などいろいろ言いようがありますが・・・
おそらく、輪ゴムの登場と同時に 自然発生したであろう ゴムてっぽう のひとつで、某ペディアのゴム銃に関する記述によると「構造上、単発式にならざるをえないとされている」方式だそうな。
そんな工夫のしようもなさそうな枯れた ゴムてっぽう ですが、現物を眺めている時にポンっと浮かんできたのが、今回の手法です。
まあ、完全なセミオートではなく、簡易的な連発式ではありますが、一応、2発の輪ゴムを撃ち分けることが可能。工作上のコツと理屈みたいなものもあるので、それもつらつら書いていこうと思います。
Youtube動画 (2020年にアップしたもの)
使うのはこのゴム銃。
まさにザ・原点といった典型的なカタチのゴムてっぽうです。作り方もへったくれもない見た目どおりの構造ですが、参考までに各パーツの名称とサイズを載せておきます。
1弾目
バレルの先に輪ゴムを引っ掛けたら、ぐっと後ろに伸ばし・・・
発射レバーとテコまくらの間に、横からグイっと食い込ませて固定します。この「横から」というのがミソですね。
2弾目
こちらは、普通に発射レバーを開いて挟みこむだけ。
装填完了
2発の輪ゴムが装填されたところです。
発射レバーを開いて初弾を発射。次弾はレバーとテコまくらに挟まれたままなので、動きません。
次弾は二の矢として待機しているわけですが、2発目として発射するには、さらに発射レバーを大きく開く必要があります。これにて2連発化が完遂される、というわけ。
この手法、初弾発射時、思い切り発射レバーを開くと2連バーストします。(なので完全なセミオート銃とはいえない)
ただ、初弾と次弾では発射レバーを開くストロークにけっこう差があるので、1発ずつの撃ち分けは簡単です。
使用したモデルは10ミリ角の角材で作りましたが、これが具合がよいのです。
このサイズとカタチのおかげで、テコまくらの支点が角材の前縁と後縁に2つ存在することになります。
次弾はちょうど前縁の支点のあたりに挟まっています。なので、この支点と発射レバーが接触している限り、次弾が飛んでいくことはありません。
発射レバーをぐぐーっとさらに開くと、支点が後縁に移動。そこでようやく次弾が解放されるという理屈なのでした。
以上、洗たくバサミ式ゴム銃で2連射する意外な方法でした。
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