割りばし式ゴム銃と同じ傾倒滑射式に、次弾送り機構を組み込んで連発セミオート化してみました。
ただ、連発とはいっても装弾数は2発とショボいです。
トリガーを引くとホールドフック側が倒れて輪ゴムを発射 ・・・基本システムは簡単明瞭です。
よく見るとホールドフックの根元に三角状の小さなパーツがひかえています。サブフックと名づけたこのパーツが当モデルのキモになります。
まず、フレーム上のホールドステップ(赤色)とメインのホールドフック(緑色)にそれぞれ輪ゴムを掛けます。
トリガーを引くと、ホールドフックが前方へ倒れ、1発目が発射されます。
と同時にトリガー後部のアームに蹴り上げられた2発目の輪ゴムが、いったん、三角状のサブフックに引っかかります。
サブフックに2発目が引っかかっているところです。
トリガーを戻すと、ホールドフックの斜面が輪ゴムをサブフックから押し出し、結果、ホールドフック上部へその輪ゴムを移して、2発目の発射準備完了となります。
本体部分はラミンやヒノキなど、手持ちの材でこしらえました。
グリップはブナです。
グリップを本体フレームから少し離して配置してみました。ナスビィはグリップの形状から命名。
「百聞は一見にしかず」ということで、2発目の輪ゴムが前方へ移動する様子をご覧ください。
(2012年9月15日 HD動画に差し替え)
射撃動画
<制作年> 2008年7月
<モデル名> P602 NASBIE ナスビィ
<カテゴリー> ハンドガン
<全長> 365ミリ
<銃身長> 270ミリ
<装弾数> 2発
<使用弾> #16輪ゴム
<作動> セミオート
<素材> ヒノキ、ラミン、ブナ
<塗装> ラッカー仕上げ
2008.07.13 UP