「フカヒレ+可動パーツ1点主義」3連作の3作目、P220ガネットを紹介します。
P219アンブレラの脱進アクションをさらにブラッシュアップ。装弾数は微増の4発です。
ホールドフックはP219アンブレラのソーブレードタイプと異なり、階段状に配置されているのが特徴。
フカヒレ状のリリーサ先端と後ろから回り込んでくるアームが、それぞれ脱進機構の入り爪と出爪に相当します。
トリガーです。これが唯一の可動パーツです。
4発の輪ゴムを装填したところ。後ろ側の爪が輪ゴムに引っ掛かることで、トリガーの下降をブロックしています。
全体の様子。
別角度から。
入り爪と出爪の位置関係が重要で、トリガーは結局3回作り直しました。P219アンブレラも同様ですが、コンマ数ミリの加工誤差が動作の可否を左右します。
カツオドリの頭っぽいデザインなので、そのまま英訳してガネットと命名。
トリガーガードはありませんが、トリガーガード付きに見えます。
フレームパネルはシナベニヤ。バレルはヒノキ。トリガー兼リリーサはMDF材です。グリップパネルはチークを使用。
同時制作したフカヒレ式+可動パーツ1点主義の3兄弟です。
フレームパネルはシナベニヤ。バレルはヒノキ。トリガー兼リリーサはMDF材です。グリップパネルはチークを使用
「百聞は一見にしかず」ということで実射動画をご覧ください。 Please watch the video.
<制作年> 2014年6月
<モデル名>P220 GANNET ガネット
<カテゴリー> ハンドガン
<全長> 320ミリ
<銃身長> 270ミリ
<装弾数> 4発
<使用弾> #16輪ゴム
<作動> セミオート
<素材> シナベニヤ、ヒノキ、チーク
<仕上げ> 水性ウレタンクリア塗装
2014.06.19 UP