大阪のローカル放送、関西テレビの朝の人気番組「痛快!エブリデイ」の収録用にゴム銃をデザインしてみました。
番組後半の「いきいき博物館」というコーナーでレポータ役の堀ちえみさんが我が家にやって来てゴム銃の紹介と制作に挑戦するという企画です。
それでは番組でちえみさんが作った作品をこれから再現してみます。
材料は収録時にちえみさんにサインしてもらったアガチス材を使用。これは東急ハンズでも売ってないぞ〜。
まずパソコンで作った型紙をスプレー糊で材料に貼りつけます。
2枚の板材を両面テープで貼りつけて左右同時に糸ノコ盤で切り出します。これは同形のパーツを複数作るときの常套手段ですな。
他のパーツも型紙を使って切り出します。
トリガーはシナベニヤ。
トリガーガードはヒノキ。
グリップはアガチス。
切り出したあとはペーパーでバリ取りします。
バレルはヒノキの6ミリ角材を2本接着して作りました。
図面にもとづいて各パーツを木工ボンドで接着します。もちろんトリガーは接着してはいけません。
右フレームをネジどめして完成です。
トリガースプリングは引きバネを採用。
フカヒレ型リリーサの斜面で輪ゴムを押し上げて発射する仕組みです。
同型銃が「痛快エブリデイ!」のスタジオ生中継に登場。
使い手はもちろん堀ちえみさんでした。
(2003年5月記事追加)
大阪市東住吉区支部長のメタルさんが、得意の金属加工技術を駆使して制作した「ちえみスペシャル・メタル」です。
手にずっしりとくる重量感と真ちゅうの輝きを持つゴム銃には木製とは違った魅力があります。
<制作年> 2003年4月
<モデル名> P210 CHIEMI SPECIAL ちえみスペシャル
<カテゴリー> ハンドガン
<全長> 360ミリ
<銃身長> 270ミリ
<装弾数> 1発
<使用弾> #16輪ゴム
<作動> 斜面滑射式
<素材> ヒノキ、アガチス、シナベニヤ、コイルスプリング、つまようじ、木ネジ
<塗装> ワックス仕上げ
2003.04.29 UP