斜面滑射方式の競技用単発銃、P206タイタンIIです。
リリースの切れのよさを重視し、ホールドフックはプラ板で作りました。

ギョーザ型のトリガーはリニアに引くタイプで、リリーサと一体です。

グリップはケヤキ製ですが、造形はかなり手を抜いてしまいました。
塗装はせず、木部用保護ワックスを塗布。グリップのみ木彫オイル仕上げにしてあります。
ヒノキの白さがいつまでキープできるのか興味のあるところです。
ケヤキは導管が粗いですが、さすがにアガチスよりも高級感があります。

肩の力を抜いて作ったP206タイタンIIですが、なかなかどうして素直な射撃性能を有しています。

（2003年2月記事追加）
これまで競技会で使用してきたP001タイタンが破損してしまったため、急きょこのP206を競技用のメイン銃に格上げすることにしました。
ただ格上げするには見た目がおもしろくないため、グリップの交換とトリガーガードの追加でグレードアップを施しました。
なお他の部分は一切、手を加えていません。パーツを2点追加変更しただけですが別物のように印象が変わりました。