写真は1976年頃に制作した擬似フルオート銃 P101の復元モデルです。
この銃の装弾システム(上下連装式)をさらに簡略化して、即席モデルを作ってみることにしました。
制作時間1時間少々。バレルにグリップがくっついているだけの超シンプルなP103サットです。
矢羽根のようなカタチをした上下連装式のホールドフックが特徴です。
装弾数は各16発。合わせて32発になります。
ホールドフック前方のザグリ部分からリリースバーを挿入し、後方へ引いて輪ゴムを発射するオーバーヘッドリリース方式です。
バーは8ミリ径のラミン棒を使用しました。
上下のホールドフックに32発の輪ゴムを装填したところです。
側面には補強のためのサブフレーム。
バレルの側面にマグネットを仕込みました。使わないときはここにリリースバーをくっつけます。
グリップは角材にサイドプレートを貼り付けて一丁あがりです。
制作時間を省略するため、フォルムはシンプルな四辺形にしました。サイドプレートはローズウッドを使用。
グリップの前の三角形の突起はフィンガーガードです。
※おまけ
P101復元モデルの紹介ページも作ってみました。
こちらです。
<制作年> 2008年6月
<モデル名> P103 SATTO サット
<カテゴリー> サブマシンガン
<全長> 420ミリ
<銃身長> 205〜330ミリ
<装弾数> 32発
<使用弾> #16輪ゴム
<作動> 手動による擬似フルオート
<素材> ヒノキ(バレル、フレーム)、 ローズウッド(グリップのサイドプレート)、 ラミン(バー)
<塗装>オイル仕上げ
2008.06.15 UP