引きこみピン方式を採用したP401ブイです。
フレーム後方から突き出したホールドピンで輪ゴムを保持。トリガーを引くたびに1発分ずつホールドピンをフレーム内に引きこんで、輪ゴムを発射する仕組みです。
装弾数は5発です。
ホールドピンの下側に輪ゴムを引っ掛けます。
ホールドピンが上昇しようとする輪ゴムをブロックしている様子がわかります。
フレーム自体がバレルの役目をはたしています。
フレームの後部斜面を駆け上がろうとする輪ゴムをホールドピンがブロックしている様子がちょうどVの字に見えます。
名称のVUI(ブイ)はこのVの字から命名しました。また5連発をあらわすVにもひっかけてあります。
ホールドピンを引きこむための機構です。
ラチェット機構でホールドピンを1発分ずつ前進させるようになっています。
ホールドピンは3ミリ径のラミン丸棒です。アガチスの板でサンドイッチして固定しました。
フレーム下部の突起はラチェット機構の解除ボタンです。
このボタンを押しながらフレーム上部のつまみを後方にスライドするとホールドピンが装填位置に再セットされます。
素材ですが、フレームとトリガーガードはアガチス、グリップはホウを使用しました。
セラックニス塗布後、ワックスにて仕上げてみました。
「百聞は一見にしかず」ということで、射撃シーンを動画でご覧ください。
(2012年9月15日 HD動画に差し替え)
射撃動画
<制作年> 2003年8月
<モデル名> P401VUI ブイ
<カテゴリー> ハンドガン
<全長> 325ミリ
<銃身長> 270ミリ
<装弾数> 5発
<使用弾> #16輪ゴム
<作動> セミオート
<素材> アガチス、ホウ、ヒノキ、ラミン、シルクウッド、つまようじ、輪ゴム、木ネジ
<塗装> セラックニス&ワックス仕上げ
2003.08.17 UP