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P305 ツンツン

OGG CRAFTの手作りゴム銃・ゴム鉄砲

突き出し角度可変式のリリーサを搭載した連発銃

動画もあります
 
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5連発銃 P305ツンツンを紹介します。
リリーサで輪ゴムを押し上げて発射するモデルですが、残弾に合わせてリリーサの位置と突き出し角度が可変するという、ちょっと変わった連発システムを採用しました。

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リリーサは3センチほどの小さな木片に軸とスプリングを取りつけただけのものです。先端の段になっているところで輪ゴムを押し上げます。

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フレーム上部に5発分の刻みがあります。
後方からリリーサがちょこっと頭を出していますが、スプリングに引っ張られ、常にこの位置で待機しようとします。

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ホールドに輪ゴムを装填したところです。
リリーサはちょうど1発目の輪ゴムの前にあります。スプリングが働いているためリリーサは輪ゴムに寄りかかって止まっています。

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トリガーを引くとリリーサが上昇。輪ゴムをホールドから押し上げつつ、前方へ回転して輪ゴムを発射します。写真は1発目を発射した直後です。
輪ゴムの発射後、リリーサはスプリングの力で定位置へ戻ろうとしますが、2発目の輪ゴムに行く手を阻まれます。

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トリガーを戻すとリリーサがフレーム内に引きこまれ、輪ゴムを押し上げる段の部分が2発目の輪ゴムの下にもぐりこみ、発射準備完了となります。
このように輪ゴムを発射するたび、リリーサの待機場所が変わるのがこのモデルの特徴です。
装填された輪ゴム自身がリリーサの位置を制御するパーツになっているわけです。

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1発目と5発目ではリリーサの突き出し角度はこれだけ違います。
5発目(写真右)のリリーサの突き出し角度では一見、輪ゴムは発射されそうにありませんが、リリーサの上端に輪ゴムが移動した瞬間、前方に回転するようになっているので問題なく発射されます。
この動きを見ると押し上げ方式と瞬間解放方式をミックスしたような発射原理といえます。

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バレルはフレームから突き出た小判型のアームで支えられています。

 
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バレルとフレームの"間(ま)"がデザイン上の大きな特徴ですが、固定方法が危ういので、子供の手にかかると一発で壊されそうです。

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トリガー用の復帰スプリングは省略しました。リリーサのスプリングがトリガースプリングの役割も果たしていますが、全弾発射後はスプリングの力が弱くなりトリガーが戻りきらない可能性もあるので、強制的に戻せるよう、トリガーをリング型にしてみました。

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グリップはブラックウォルナットを使用。
サイドパネルだけの簡略タイプなので風通しは抜群。文字通りの"手抜き"グリップです。

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フレームとトリガーはシナベニヤ。バレルは6ミリ厚のヒノキです。素材とデザインのせいか重厚感とは無縁の軽い印象の作品になりました。
仕上げはシーラで下塗り後、クリアラッカーを吹きつけてあります。ちなみに作者がゴム銃の仕上げにラッカーを使ったのはこれが初めてです。
なお、グリップのみウォルナットの素材感を活かすためチークオイルで仕上げました。

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実銃になさげなフォルムを狙ってみました。

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これまでに実績のない連発システムだったので、考えている段階では「やっぱり机上の計算通りには動かんだろうな〜」と思っていましたが、実際に作ってみると、あっさり思惑通りに動いてくれました。案ずるより生むが易しです。

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丸いフレーム後部は鳥の頭みたいです。頭の毛がツンツンと逆立っているように見えるのは気のせいでしょうか。
名前のツンツンはここから来ていますが、リリーサがツンツンと突き出るところからも来ています。

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「百聞は一見にしかず」ということで、リリーサの可変アクションを動画でご覧ください。

射撃動画 (2012年3月25日 HD動画に更新)


● 諸 元 ●

<制作年> 2007年3月
<モデル名> P305 TSUN-TSUN ツンツン
<カテゴリー> HAND GUN 短銃
<全長> 320ミリ
<銃身長> 240ミリ
<装弾数> 5発
<使用弾> #16輪ゴム
<作動> セミオート
<素材> シナベニヤ、ヒノキ、ブラックウォルナット、ラミン丸棒、つまようじ、コイルスプリング、ヒートン
<塗装> 透明ラッカー仕上げ、 チークオイル仕上げ(グリップ)

2007.03.18 UP / 2012.03.25 動画を更新

 
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