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P201 スクエア

OGG CRAFTの手作りゴム銃・ゴム鉄砲

フカヒレ方式連発銃、P201のフレーム形状を単純化

動画もあります
 
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このゴム銃は、作者が10代の頃にこしらえたフカヒレ方式の連発銃 P201です。
作動が確実で、制作後30年近く経った今でもしっかりと連発してくれます。
2001年に25連発に改造、P201改となりましたが、基本パーツは制作当時のままです。

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こちらは2005年に制作したP201アイオーです。
装弾数を10発にスペックダウンして「連発ゴム銃の作り方」というコンテンツのネタ用にでっち上げたものです。
機構的にはP201改のものをそのまま使いました。
汎用性のある9ミリ角の工作材をメインにしたため、各パーツのサイズが大きくなり、見た目はP201改に比べるともっさりしています。

と、これら旧作のP201系を横目に見つつ、本題へいきます。

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性懲りもなくP201系の枯れた機構をそのまま採用したP201スクエアです。
コンセプトは「工作時に手を抜く」で、デザインを見直しました。
いったい、どこで手を抜いたのか、ですが・・・・。

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いわゆるフレームパネルとよばれる部分です。
カットが面倒くさそうな異形なほうはアイオーのフレームパネル。ちなみに初代のP201改のものもほぼ同じ形状です。

一方、ただの四角い板切れが本モデルのフレームパネルです。30ミリ巾の板材をただカットしただけのもので、加工の手間の差は一目瞭然ですね。
モデル名のスクエアは、この単純なフレームパネルの形状から命名しました。

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フレームをはしょったデザインのため、銃の前部は構造材と可動パーツがむき出しに。スライドボルトのギザギザも丸見えです。

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もっとも、この形状にも弱点が。
写真は可動パーツを取っ払ったところですが、けっこう危うい感じがしますね。
バレルとフレームは矢印のところでくっついているだけなので、バレルに下から強い衝撃が加わればポッキリと逝きそうです。
ということで、全体をフレームパネルで固めてしまう旧作に比べると強度面では負けてしまいます。

 
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内部はこんな感じです。
グリップを除き、ほぼすべてヒノキで作りました。9ミリ厚の角材がメインです。
ヒノキの工作材は各サイズの品揃えがあって、利用価値が高いですが、表面にキズや打痕が付きやすいのが難点ですね。

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同じ系統の角張ったデザインですが、見た目のバランスはアイオーに比べるとよくなったと思います。
アイオーもグリップデザインでもう少しなんとかなるかも・・・ですが。

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グリップはチークです。やはりグリップには広葉樹系の色の濃い材が似合います。
トリガーはグリップ内に引き込まれるタイプにしました。
トリガーガードは破損に備えて、容易に交換できるようになっています。

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輪ゴムを滑射させるためのコニーデ型のリリーサ(発射プレート)です。
旧作のようにプラスチック板で作る手もありますが、素材の統一感を出すためにヒノキの薄板で作ってみました。
破損しにくいようにリリーサの上部はヒノキ材でつないで一体化しています。

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スライドボルトが後方に下がりきったところです。バレルの真下にぽっかりと空間ができていますが、ここがスライドボルトの可動スペースになっています。

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ラチェットボックスと独立型のシアです。スライドボルトを正確に動かすためのキモになる部分です。
輪ゴム1本でトリガースプリングとシアスプリングを兼用させていますが、このアイデアは初代P201からの伝統です。

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装弾数は13発。
このモデルのホールドフックは角材の強度を考えるとあまり深く刻めないので、これ以上装弾数を増やすのは良策ではありません。ちなみにホールドフックの間隔は7.5ミリに設定しました。

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快調に作動します。「百聞は一見にしかず」ということで、射撃シーンを動画でご覧ください。

射撃動画


● 諸 元 ●

<制作年> 2007年7月
<モデル名> P201 SQUARE スクエア
<カテゴリー> HAND GUN 短銃
<全長> 380ミリ
<銃身長> 200〜290ミリ
<装弾数> 13発
<使用弾> #16輪ゴム
<作動> セミオート
<素材> ヒノキ、チーク、ラミン丸棒、輪ゴム、木ネジ
<塗装> グリップのみオイル仕上げ

2007.07.13 UP

 
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