2006年5月27日土曜日、曇天の雲行きなれど人波高し。
そんな中、京都市は西京極の総合運動公園で「全国児童館フェスタ2006 in Kyoto」が開催されました。
児童福祉週間60周年記念事業のイベントということで、バックにつくは厚生労働省と京都市。
そしてあまたの協賛団体や企業などなど。さすがに全部の名称は覚えきれず失礼。
このかなり大がかりなイベントの出し物としてゴム銃コーナーをやってくれんかなと依頼があり、 うっかり引き受けたのが吉と出るか凶と出るか、とにかくいざ出陣とあいなりました。



会場はさすがに大規模イベントの雰囲気がぷんぷん。うーん、ひょっとして場違いだったかも?と一抹の不安が。
ゴム銃コーナーは京都市体育館にその場を与えられました。なにはともあれゴム銃道具一式を携え、いざ体育館内へ。



大きな体育館の中にはゴム銃以外にもいろいろなお遊びコーナーがしつらえてあります。
ゴム銃コーナーはこの中の一角、15x10メートルというけっこう広大なスペースをあてがわれていました。
会議用の長机や標的セットを敷設し作戦に備えます。
敷設作業も順調に終わりウダウダしていると、10時40分。いよいよ開会式がスタートです。
立命館大学吹奏楽団の演奏のあと、壇上では祝辞だの宣言だの表彰式が続きます。
たいそうな開会式は小1時間におよびました。
開会式をよそに、弁当で腹ごしらえするゴム銃部隊であります。
開会式が終わるといよいよ本番です。
客寄せ用に連発ゴム銃の実射シーンをデモ映像で流してみました。年代モノのポータブルデッキもメカから異音を発しつつ、律儀に仕事をこなします。

ゴム銃コーナーをはじめたとたん、山のように人が押し寄せてきました。
今回は組み立て至便なキットを350挺ほど用意。お客さんにちゃっちゃと作ってもらって、ちゃっちゃと入れ替わってもらう作戦だったのですが。

工作希望者の波状攻撃に文字通り息つく暇もなく奮闘する隊員たちなのでした。
組み立てが終わったらさっそく射的レンジで試射をしてもらいます。射的レンジの幅は10メートルもあり余裕のよっちゃん(古い)。
それでも試射希望者が殺到した時は、キャパが不足する事態も。
一番前でずーっと頑張っている子、うしろの子に席を譲りなさい。
的当てゲームでは標的に命中するとお菓子のご褒美が出ます。それを見てますます戦意が揚がるこどもたち。
カスタマイズの実例も展示しました。グリップを替えるだけで立派なゴム銃になるよ〜と。でも見てる人はほとんどいないのでした(泣)
大盛況の中、わずか2時間あまりで350挺のゴム銃キットはすべてはけてしまいました〜。すると間髪入れずお上から撤退命令が下されます。
なんでもこのあと、体操のお兄さんを招き体育館全体を使って体操教練をやる由。
ゴム銃部隊の面々です。左からドラゴンさん、moguraさん、ミセスホロー、メタルさん、まっちゃん、ホローポイント、ヒデちゃんです。
2時間少々の短期決戦でしたが、大盛況のうちに幕をおろすことができました。これもご協力いただいた隊員のみなさんのおかげです。本当にお疲れさまでした。
今回のイベントで用意したキットです。あらかじめ1挺分を輪ゴムでしばりワンセットにしています。こうしておくと配るのも楽ちんなのでありました。
完成するとこうなります。一見ふつうの割りばしゴム銃ですが、今回のイベントにあわせた特別仕様になっています。その仕様とは ・ ・ ・?
バレルと右フレームにあらかじめピンを固定しておきました。お客さんにちゃっちゃと組み立ててもらうにはある程度、半完成品の状態で提供するのが手っ取り早いのでした。
右フレームのピンにトリガーとグリップを差し込むだけで自動的に位置が決まるしかけです。
バレルのピンに輪ゴムを引っ掛けてグルグル巻きつけるだけでバレルとフレームが固定できます。
トリガーのうしろ側を斜めにカットして前後の判別を容易にしました。ついでに牽引ゴム用の切り込みも入れておきます。さらに斜めにカットしたところの角が立っていたので、面取りまで施したのでした。
1挺ずつあらかじめ左右フレームのペアを決めておき、割りばしの反りの相殺を図りました。左フレームには右フレームと合体するための穴が2ヶ所あけてあります。
前準備の段階で右フレームにピンを固定する時、いちいち左右フレームを目視で確認するのも面倒です。
そのため右フレームの穴は貫通させず盲管にして、ひたすら「貫通してない方」にピンを差し込んでいけばオーケーというふうにしてみました。
フレームのピンの先は紡錘型(ぼうすいがた)になっています。 こうしておくと組み立てる時に各パーツがはめやすいかと。
フレームは割りばしそのまんまですが、あらかじめ先端を木工ボンドで接着しておきました。
そのままでもぜんぜんかまわないのですが、条件反射的に割りばしを割ってしまう人が出るかも、と邪推したわけです。
以上の特別仕様はお客さんの回転率を上げるため「教えやすく、作りやすい」をモットーにひねり出したのですが、はなから自分で作ろうとしない子も多く、せっかくの苦労も甲斐がなかったりします。
「センセー、ワカラヘン、ツクッテ〜」攻撃に有効な対処法はなにかないものでしょうか?うーむ。
2006.05.28 UP