6連発ハンドガン P209フロンティアの作り方【2020年版】
デザイン・図面を刷新しました(2020/07/06)
動画もあります
2002年制作の P209ブルパップ。
「削れるところをできるだけ削る」がコンセプトで、機関部むき出しの無駄を省いたボーンチックな外観が特徴です。当時、動作確認用に同じ連発機構を使ったフォアグリップ型の試作品(無題)も同時に作成。
で、このカタチもありかな、と思いつつ10年以上が経過しましたが、今回、遅ればせながら制作記事用に再デザインしました。名称はP209フロンティアです。
(2020年7月追記)
と、ここまでは2013年にアップした制作記事の冒頭部分ですが、このたびデザインを見直して、図面および本ページの内容を刷新しました。
改良ポイントは「トリガーけん引ゴムが簡単に交換できる構造」としたこと。2013年版はいちいちフォアグリップをバラさないと交換ができず面倒だったのです。それにともないネジどめ箇所も減らしています。
新しい図面は、各テンプレートを材料に貼りつけて切り出す手法をとってもらうことにしました。
ただし、基本設計が2002年と古いため、極端に合理化したデザインにはなっておらず、制作はそれなりに手間がかかります。中級者以上向けのモデルです。
- モデルの概略 -
名称: P209フロンティア
装弾数: 6発
作動: セミオート
機構: 斜面滑射方式(フカヒレ方式)
Youtube動画
- 図面 (テンプレート)-
PDFファイル・・・ こちら からダウンロードしてA4用紙に印刷してください。
このモデルを作ってみたいという方は、以下のお約束をよ〜く読んで、同意のうえご利用ください。
- お約束 -
ゴム銃を人や動物に向けないでください。
規格#16の輪ゴムを使用してください。
6発を超える輪ゴムは装填しないでください。
割れや裂け等不具合のある材料や、指定したものより薄いあるいはもろい材料は使わないでください。銃が破損し、重大な事故につながる恐れがあります。
制作中およびゴム銃使用中のトラブル(ケガや器物破損等)について作者はその責を負いません。あくまで「自己責任」でお願いします。
当コンテンツは個人の楽しみの範囲内で使用してください。商用利用は厳にお断りします。
お約束事に同意できましたか?オッケーな人はゴム銃作りに進みましょう。
- 材料 -
MDFかシナベニヤ(9ミリ厚)・・・ A5判程度のサイズ
適当な板材(5〜6ミリ厚)・・・ A4判程度のサイズ
ヒノキなどの角材(9ミリ厚 x 12ミリ高)・・・ 600ミリ長程度
薄い板(1〜2ミリ厚)プラ板や厚紙でも可・・・少しだけ
木ネジ(16ミリ長)・・・ 2ヶ
木ネジ(13ミリ長)・・・ 1ヶ
- ツール -
糸ノコ盤
ボール盤またはピンバイス
カッターナイフ
ペーパー 240番
木工ボンド
スプレー糊 or 両面テープ(再剥離可なもの)
- 組み立て方 -
テンプレートを印刷。スプレー糊などで材料に貼りつけて、各パーツを糸ノコ盤でカットします。
1
リリーサの各パーツを接着する F G J1 J2
2
バレル A、バレルエンド C、グリップパネル左 M1、ボトムピース Eを接着する
3
フォアグリップパネル左 K1にフォアグリップベース Bを接着する
4
リリーサをバレルに差し込む(図の位置まで)
5
フォアグリップ 3をバレルにネジどめする(リリーサに当てながら)
6
トリガー Hを仮置きして、トリガーホルダー Lとトリガーストッパー Dを接着する(トリガーを動かさずに)
7
トリガー Hをいったん取り外して、フォアグリップパネル右 K2とグリップパネル右 M2を接着する
8
フォアグリップベース先端とトリガーの木ネジに輪ゴムを引っ掛け、トリガー Hをフォアグリップ内に挿入する(フォアグリップの下部には隙間があるので、輪ゴムを通すことができます)
9
これで完成です
1
トリガーを押し下げながら、リリーサを前進させる
2
図の順番にホールドフックへ輪ゴムを6発かける
(注意!)順番どおりにかけないと銃先で詰まったり、射手に向かって逆発射される恐れがあります!
2013.05.27 UP
2020.07.06 UP
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